コーチングのトリセツ

日本では、徐々に認識が広まっているコーチングですが、私のいるマカオでは全然浸透していません。。私がコーチングをしていると話しても、「ふーん、何を教えてるわけ?スポーツ?勉強?」という反応が一般的。その点、欧米の友人達は「友人にライフコーチがいるよ。あなたは専門分野はあるの?」と積極的な反応も少なくありません。

コーチングを愛してやまない私が、「もっと広まれ~」の気持ちを込めて、コーチングの取り扱い説明をします!

コーチングは、いつ始まったの?

コーチングという言葉を見聞きするようになったのは、ここ数年という方が多いかと思います。

実はコーチ(Coach)という言葉は、1500年代にはすでに存在していました。遠くの場所へ人を届けるという意味で使われていたんです。現在でも長距離バスのことを”コーチ”と呼びますよね。1950年代から「人の目標達成を支援する」という意味として使われるようになり、スポーツや教育をはじめとする様々な分野で発展しました。1980年代には、欧米でコーチングに関する出版物が多く発行されるようになりました。特に、テニスのスター選手アンドレ・アガシや、クリントン大統領のコーチングを行ったトニー・ロビンスの登場で、欧米ではコーチングが普及しました。日本に入ってきたのは1990年代後半です。

コーチングって、何するの?

コーチングとは、簡単にいうと、「目標達成を行うためのクライアントとコーチの対話」です。対話を重ねる事によって、コーチはクライアントの創造性や可能性を引出します。クライアントは、目標達成に必要な知識、スキル、考え方を自ら手に入れて行きます。

カウンセリングやコンサルティングとは違うの?

カウンセリングやコンサルティングとは似ているようで、少し違います。

カウンセリングは、 クライアントのもつ痛みや機能不全を癒す事を目的としています。個人や周囲との関係性の中で生じる悩みや葛藤の原因(過去)に対処し、感情や身体の健康化に大きな焦点があてられているといえます。

一方、コーチングでは未来へ焦点をあて、クライアントの成長をサポートします。

コンサルティングは、個人や組織がもつ問題を原因分析し、解決法を提示またはアドバイスし、クライアントがそれに準ずる行動を実践することで問題解決することを目的としています。

一方、コーチングではコーチからの提示やアドバイスといった「教える」という行為はありません。コーチとクライアントは対等な関係です。コーチはクライアントの創造性や可能性にアクセスする質問を行います。クライアントは自ら考え、自ら計画をたて、自ら行動し目標達成を目指します。

コーチングで何が期待できるの?

  • 自分自身の可能性を再発見できる
  • 多角的視点が身につく
  • 頭の整理がしやすく、新しい気づきを得やすくなる
  • 目標達成にむけた行動をとりやすくなる。

見てるだけで、ワクワクしちゃいませんか?

コーチングを成功させるポイント

「え~、ワクワクさせといて。コーチング受ければ、だれでも目標達成できるんじゃないの?」と思うかもしれませんが、そうではありません。コーチングを成功させるにはポイントがあります。コーチ、クライアント、それぞれにコミットメントが必要なんです。

コーチに必要とされるもの

  • クライアントとの信頼関係を築くコミュニケーション
  • 多角的な視点をもち、感情にとらわれずに伝える力
  • 傾聴力と質問力
  • クライアントと共に学び、成長するための行動を継続できる力

クライアントに必要とされるもの

  • コーチとの信頼関係を築くコミュニケーション
  • コーチングへの主体性
  • 目標達成のための行動変容

どちらか一方が受け身の姿勢である場合はうまくいきません。またコーチとクライアント間の信頼関係ができていることも、重要なポイントです。

どうでしょう。ここまで読んでみて、コーチングがどんなものか見えてきましたか?少しでもあなたの理解が深まるといいなと思います。

コーチである私も、コーチと話しをしたり(コーチにもコーチがいます)、自分自身でセルフコーチングすることで、結構、頭と心がすっきりします。モチベーションをぐっと高めて行動につなげることができます。私にとって コーチングは、コーヒーと同じくらい生活の中になくてはならないものです。

私のひそかな野望は、各家庭に(もしくは個人に)一人、コーチがいる社会を作ることです。みなさん、自分にもドラえもんがいてくれたらな~って思った事一度はありませんか?私はあります。コーチは、助けてくれる道具はだせませんが、話を聞いて、一緒に考えて、苦難を共有して、前に進む喜びを分かち合える存在です。のびた君の求めるものも結局は、ドラえもんの出してくれる道具ではなく、一緒にいてくれるドラえもんの存在ですよね。

きっと、家族がその存在になるという方もいらっしゃるでしょう。そんなあなたはとてもラッキーです!ご家族とのその関係性を大事になさってください。

ただ、家族の愛や家族の存在って「当たり前」という空気で見えなくなりがちです。お互いの距離が近すぎて、つい甘えてしまったり逆に遠慮のない鋭さで躊躇なく接してしまうこともあります。あって当然のことだと思います。

そんな時に、コーチという存在があれば、タイミングよく立ち止まって振り返ったり。相手に目を向ける機会になったり。自分のやりたい事を納得して進めたりと、その人がその人らしくいられる助けになるかと思います。結果、周囲や家族とも良いコミュニケーションが取れ、相互にいい影響が波紋のように広がっていく、、と、私は信じているのです。

一人でも多くの方が、コーチングに触れる機会を持つことを期待して・・・・

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