相手を知るとはどういうことでしょう。

コミュニケーションは一方通行ではありません。双方向でのやり取りができて初めてコミュニケーションが成り立ちます。

あなたがコミュニケーションを取りたい相手に、一生懸命に話しをしたとします。相手がそれを受け入れる状態でなければ、話は聞こえていても、伝わってはいません。この場合、コミュニケーションがうまく取れているとは言えません。それが何度も続くと「あなたのことを思って言っているのに！」とか、「何度同じこといえばわかるんだ！？」とか、いつのまにか相手への攻撃に代わってしまうことありますよね。

では、なぜ相手に伝わらないのでしょう。

まず、タイミングが間違っている　場合があります。

相手が聞く耳を持つタイミングかどうかということです。例えば、あなたが伝えたい事と、相手がそのとき取り組んでいる事や気にしている事が、同じであれば相手は耳を傾けやすくなるでしょう。が、そうでない場合は、相手には伝わりません。というより「なんで今その話？」と反発が起こることもあるかもしれません。相手を観察して、タイミングをはかりましょう。

そしてなによりも、相手との信頼関係が築けているかが大きなポイントです。

あなたは素直に意見を聞ける人がいますか？その人とはどんな関係でしょう。きっとその人を信頼している関係であると思います。信頼している人からの言葉は届きやすいです。つまり相手との信頼関係を築けていけば、伝え、伝わりやすくなり、コミュニケーションがうまく取れるようになります。

相手を知ることは 信頼関係を築く第一歩です。

• 相手の話し方やボディランゲージに注意をむけてみましょう。
• 相手に関する質問を行い、相手へ興味がある事を示してみましょう。
• 視点を変えてみましょう。相手の目線で自分をみてみましょう。

「相手を知る」ことは、コミュニケーションの基盤を築くスキルなんです。

ステップ３：楽しむ